日本全国ランキング:ゴルフ関連の都道府県別ランキング

ゴルフ人気が復活!
ゴルフ関連 都道府県別登録件数ランキング

コロナ禍でゴルフ人気が復活!ゴルフ関連ランキング

ゴルフはコロナの影響もあり「密」を避け楽しめるスポーツとして人気に火がつきました。健康志向の高まりもあり、ゴルフ場の入場者総数はここ数年増えています。国内のゴルフ場数は、2020年以降大きな変動はありませんが、関東圏内のゴルフ場では「予約を取りにくくなっている」との声も増えています。

今回は、そんな人気が更に上昇しているゴルフに関するランキングを紹介いたします。

日本人ゴルファーの活躍

2025年の日本ゴルフ界は、国内外での活躍・業界の変革という2つの側面から大きな転換点を迎えています。
男子・女子のトッププロの活躍が引き続き注目される中、国内ゴルフ市場およびゴルフ関連サービスは新たな局面に入っています。
ツアー競技面においては、世界トップレベルの選手たちが日本ツアー・海外メジャーで結果を残し続けており、日本人ゴルファーの国際的地位が確立しつつあります。

また、ゴルフ練習場・ゴルフ教室の分野では、若年層・女性・都市部へのアプローチ強化や、インドア練習場・ゴルフシミュレーター・DX(デジタルトランスフォーメーション)活用による新しいゴルフライフの形が広まりつつあります。

日本人ゴルファーの活躍

ゴルフに関するランキング

人口約10万人当たりの「ゴルフ場」登録件数による都道府県ランキング

人口10万人当たりで見ますと、ゴルフ場が多いのは1位栃木県(7.14件)、2位岐阜県(5.94件)、3位山梨県(5.87件)となっています。栃木県や山梨県は、東京から行けるゴルフ場として、岐阜県は、愛知県から行けるゴルフ場として、人気があるということでしょう。

一方、件数で見ますと、ゴルフ場が多いのは1位北海道(225件)、2位千葉県(181件)、3位兵庫県(155件)となっています。土地が広い北海道、東京近郊の千葉県、日本でゴルフ発祥の地である兵庫県がランクインしています。

出典:「iタウンページデータベース」 NTTタウンページ株式会社調べ

人口約10万人当たりの「ゴルフ練習場」登録件数による都道府県ランキング

人口10万人当たりで、ゴルフ練習場が多いのは、1位栃木県、2位山口県、3位福島県となっています。栃木県はゴルフ場に続いて、ゴルフ練習場も1位となっています。

出典:「iタウンページデータベース」 NTTタウンページ株式会社調べ

人口約10万人当たりの「ゴルフ教室」登録件数による都道府県ランキング

人口10万人当たりで、ゴルフ教室が多いのが、1位東京都、2位徳島県、3位大阪府となっております。上位に、大都市圏が多いのは、仕事帰りにゴルフ教室に通っている人が多いのかもしれませんね。

出典:「iタウンページデータベース」 NTTタウンページ株式会社調べ

日本ゴルフの歴史

紳士のスポーツとして知られるゴルフ。その発祥はイギリスともオランダとも中国とも言われています。

日本にゴルフがもたらされたのは明治時代の1901年で、英国人貿易商が兵庫県六甲山中に4ホールのコースを造ったことがはじまりだとか。2年後には9ホールのコースとなり、日本最古のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」がオープンしました。
出展:一般社団法人神戸ゴルフ倶楽部 https://kobegc.or.jp/history/ 

ゴルフ発祥の地である兵庫県には、クラブの製作でも歴史があります。兵庫県市川町は「国産アイアンヘッド発祥の地」*2として知られています。昭和初期にアイアンヘッドの製造を依頼された市川町の鍛冶工 森田清太郎さん*2が、刀鍛冶の技術を応用して国産初のアイアンヘッドを完成させました。
打球感の柔らかさや角度の微調整ができることから、日本国内はもちろんのこと世界でも高く評価されています。

▼参考サイト:兵庫県市川町商工会 https://ichikawa-hyogo.jp/golf/

今後のゴルフ人気について

ゴルフの魅力は、自然の中でゆったりした気分で仲間同士で競い合えること。実際、首都圏の近隣にゴルフ場が多いのは、都心から近いのに自然が沢山残っているからでしょう。

「自然に遊んでもらう」という贅沢さと、計算されたコース設定で体力だけでなく、精神力も知力も総動員して取り組めるのがゴルフの醍醐味。しかも初心者でも、一緒に競い合える「ハンデ」というフェアなシステムが勝負の行方を面白くしてくれます。
いつ、誰が始めても無理せずに楽しめて、長く続けられるゴルフ。年齢に関係なく、趣味と健康促進をかね取り組んでいる方も多いようです。

「二十数万坪の広大な自然を1日に200名程度で占有し、5~6時間かけて楽しむ」という意味では、他の追随を許さない贅沢なスポーツであることは間違いありません。ゴルフの人気はこれからも続くことでしょう。

今後のゴルフ人気について

【調査概要】
都道府県別 人口約10万人に対するゴルフ場・ゴルフ練習場・ゴルフ教室の登録件数分布及び年別の推移を掲載します。
■対象期間と抽出方法:2023・2024年・2025年の各3月時点で、タウンページデータベースの業種分類「ゴルフ場」「ゴルフ練習場」「ゴルフ教室」に登録されている件数を集計し算出。
※1人当たりの登録件数は、小数点以下数桁になるため10万人換算をしています。
※2025年11月執筆

NTTタウンページではさまざまな業界の企業データを用意しています。ゴルフ場やゴルフ練習場、ゴルフ教室への営業活動やマーケティングはもちろんマーケティング企画や効果測定におけるデータ活用をご検討の際は、ぜひNTTタウンページにご相談ください。
iタウンページデータベース


データベースにご関心やお悩みがございましたら、
ぜひお気軽にお問い合わせください。